日本編集制作協会の創立30周年記念式典が開かれました。

10月23日(水),アルカディア市ヶ谷 私学会館にて,日本編集制作協会(AJEC)の創立30周年記念式典が開かれました。
第一部が嵐山光三郎先生の講演,第二部が創立30周年記念謝恩パーティーという構成。日頃の感謝の意を込めて50名以上の招待客も迎え,総勢150名を優に越え,盛況のうちに会が催されました。

嵐山先生は90分の長きに渡り,生々しい裏話や苦言,諧謔を交えながら,本作りや編集者に対する熱い思いを精力的に語ってくださいました。思わず,心の中で突っ込みたくなるような話題もありましたが,読むなと言われても読みたくなるのが本の魅力だという話は,自分の読書体験の原点を思い出させてくれるものでした。本来は,勉強だって人間の知りたいという欲求から生まれてきたはず。
「勉強するなと言われても勉強したくなる教材」そんな教材を作ってみたいものです。

続く,創立30周年記念謝恩パーティー。初対面の人でも編集者どうしということもあり,乾杯の音頭もそこそこに,あっという間に話の輪ができ,熱気にあふれたものとなりました。パーティーの中で,恒例の日本編集制作大賞も発表。当社は惜しくも選に漏れましたが,受賞作品を手に取り,見入っていた社員たちの真剣な後姿に彼らの意気込みを感じました。


▲第二部 謝恩パーティーにて。
会場が熱気に包まれている様子が伝わります。 最後は,記念式典実行委員長である当社代表の須藤による挨拶。30年の月日を振り返り感慨と感謝の言葉を述べるとともに,今回の式典を支えてきた理事や実行委員の方々を壇上に招き上げ,盛大な一本締めで華やかな記念の日の舞台の幕を閉じました。


▲AJEC理事の皆様と記念式典実行委員の方々と共に。
これまでの感謝と,今後の業界の発展をつよく祈願する弊社代表の須藤。
ご出席くださった皆様,誠にありがとうございました。

(編集S)