編集者のひとりごとを更新しました。「いちばん古い編集者って?」
いちばん古い編集者って?
どんな仕事にも、始まりがあります。
それが“編集者”という職業であっても、きっと「最初の誰か」がいたはず。
では、その“元祖編集者”とは一体誰なのか?
ふと気になって、ChatGPTにたずねてみたところ──
アリストファネス(紀元前257年ごろ〜)という人物が挙がってきました。
(『女の平和』のアリストファネスとは別ですね。)
古代アレクサンドリア図書館の学者で、『ホメロス』などの古典作品を整理・校訂し、
なんと句読点(の原型)まで考案したという、まさに“読点の父”。
「本を読みやすく整える」という行為を、初めて職能として担った人の一人とされているそうです。
驚くべきはその時代。約2300年前です。
もしこの説が正しければ、私たち現代の編集者は、気が遠くなるほどの系譜の末端にいることになりますね。
そんな壮大な話に思いを馳せつつ──
2025年、私たちにもっと身近な“先輩編集者”にも注目が集まっています。
NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の主人公、蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)、通称「蔦重(つたじゅう)」。
江戸の出版文化を牽引した人物であり、編集者であり、プロデューサーであり、
ひとことで言えば、江戸“カルチャー”の仕掛け人。
その情熱と行動力には、現代の出版人も思わずうなるはずです。
実は昨年、蔦重にまつわる自治体の小冊子の制作に関わらせていただく機会がありました。
歴史に名を残す先輩の仕事に触れるような思いで、身の引き締まる経験でした。
ドラマはまもなく折り返し地点。
まだ追いつけます。編集者の目線で見てみるのも一興です。ぜひ、ご覧になってみてください。
〈一般書担当I〉
6/26(木)18:00から オンラインで編集講座を開催します。
AJECオンライン講座「編集の本質―制作工程と変わらぬ編集者のあり方」
新刊の主な実績を更新しました。
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カルチャーだよりを更新しました「創業50周年の節目に」
カルチャーだよりを更新しました。「創業50周年の節目に」
創業50周年の節目に
2025年3月16日、カルチャー・プロは創業50周年を迎えました。
これもひとえに、日頃からご支援くださる皆様のおかげと心より感謝申し上げます。
この節目を記念いたしまして、3月27日(木)に都内の鉄板焼レストランにて、食事会を開催いたしました。
当日は、本社と京都支社のスタッフが一堂に会し、おいしい料理と楽しい企画を通じて交流を深める貴重な機会となりました。

レストランでは、各テーブルに専任のシェフがつき、目の前で調理を披露していただきました。季節のスープから始まり、新鮮な魚介類の鉄板焼き、そしてメインディッシュの島根県松永牛のステーキと、華やかなコースを存分に堪能いたしました。
特にデザートプレートには、店舗様のご厚意で50周年を祝うメッセージを添えていただき、大変感激いたしました。

また、余興として「くじ引き大会」も催しました。
食べものや健康グッズ、各種チケットなど、日頃の疲れを癒し、明日への活力を与えてくれそうな景品の数々に、スタッフ一同大いに盛り上がりました。

最後に、出席者全員へ50周年ロゴ入りのクッキーをお渡しいたしました。
当日ご都合がつかず参加できなかったスタッフには後日配布し、喜びを分かち合うことができました。

ふんわりとした食感とやさしい甘さが際立つ、非常に美味しいクッキーでした。
美味しい料理を堪能し、くじ引き大会で盛り上がり、日頃なかなか会えない社員同士も親交を深められる、贅沢で思い出に残るひとときとなりました。
創業当時から続く「誠実なものづくり」の姿勢を大切にしつつ、今後は100周年を目指して、新たな取り組みにも積極的に挑戦してまいります。
引き続き、カルチャー・プロをどうぞよろしくお願いいたします。