カルチャーだより

カルチャー・プロのイベントや取り組みなどを報告していきます。

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編集講座『印刷の知識~工場見学』に参加いたしました。

本日は2月13日(木)に開講された編集講座『印刷の知識~工場見学』(主催:日本編集制作協会)についてご報告させていただきます。弊社からは今回,若手社員を中心に6名が参加いたしました。

会場は板橋区にある凸版印刷板橋工場。都営三田線志村坂上駅から歩いてすぐのところにあります。守衛さんにご丁寧に説明していただいたにも関わらず,目的地にたどり着けず迷ってしまうくらい広い敷地の工場。ここから,日々多くの印刷物が生み出されています。

さて,いざ工場見学…の前に,30分程度の座学。「印刷」といっても,方法は様々。予算はもちろん,部数やサイズ,仕上がり,色の表現など多くの要素から,印刷方法・印刷機・製本方法が選ばれます。

印刷についての基礎知識が身についたところで,いよいよ工場見学です。  

まずは印刷の様子から。今回見せていただいたのはオフセット印刷の枚葉機(片面印刷)と輪転機(両面印刷)の2種類。オフセット印刷とは,一度つけたインキをブランケットと呼ばれるゴムに転写(オフ)してから印刷する方法です。枚葉機はその名の通り,すでに断裁された紙に1枚ずつ印刷していくための機械です。紙と紙の間に非常に細かい粉が撒かれるため,印刷後の紙がくっつく心配はありません。一方,輪転機は,ご案内くださった方の言葉をお借りすると”トイレットペーパーのおばけ”とも呼ぶべき巨大なロール紙へ印刷する機械です。ワイドショーで見かける,新聞がめくるめくほどに印刷されていく様子を思い浮かべてください。いずれの機械においても,依頼された仕上がりと同様に印刷されているかどうかの細かな確認,そして微調整がなされています。

印刷の次は製版の現場へ。印刷現場と異なり巨大な機械はありませんが,そこにはたくさんのデスクとディスプレイ,そして紙を片手に打合せや校正をする方々の姿が。校正はめくり校正(紙をペラペラめくって違いを見つける方法)や交差法(右目で左を,左目で右を見て違いを見つける方法。立体視)などが行われていました。また,画像の修正・加工処理などもこちらでされているとのこと。匠の技術に思わず唸る一同。

最後に製本の現場を見せていただくため,広い敷地を抜け出し別の工場へ。製本方法には上製本と並製本,さらに並製本には無線綴や中綴などがありますが,今回は無線綴製本の様子を見学しました。すべてのページが製本されているかどうか,ページごとのモニターや計量によってくまなく確認されます。丁合が終わると,糊付け,裁断…ついに本の完成です!

私たちが見学したのはほんの一部ですが,印刷工場の中だけでも数多くの工程があります。さらに印刷工場に入る前,印刷工場を出た後を含めると,本作りには無数の工程があることがわかります。多くの工程があるからこそ,本作りのキックオフから関わることもある私たちの業務の責任を強く感じました。最高の状態で次の工程に進められるよう,より一層業務に励みたいと思います。

(編集K)

会社全体での新年会を開催しました。

編集雑記をご覧くださっている皆様。
遅ればせながら,あけましておめでとうございます。
先日,会社全体での新年会がありました。
司会進行役は新人の私と,同じく新人のKさん。


まずは社長による開会宣言。
会場は,社員がお昼にもよく利用している,中華料理の渝園 (ゆえん)さん。

宴会場を貸切で使わせていただきました。

社員・パートタイマーのこどもたちも参加し,和やかなムードで始まりました。


しかしここで不審者乱入!
……ではなく,恒例のビンゴ大会です。
1等は,油なしで揚げ物ができる「ノンフライヤー」。


さあ,誰が獲得するのでしょうか。


なんと,司会者が最初のビンゴ。
ノンフライヤーをゲットしてしまいました。
このような大失態にもあたたかい拍手を送ってもらえるいい職場です。


2等のキンドルを獲得したK先輩。
「このやろう,おれの1等を」という目で司会者を見ながらも嬉しそうです。


3等は高級レストランでのお食事券。
N先輩とお子さんが獲得。5歳にして一流を知ってしまうのでしょうか。


閉会の挨拶は関西支社長。
関西支社の新人M君もここは真剣な表情です。


手締めの発声に指名されて大喜びのK先輩。
宴は最高潮のままお開きとなりました。

不慣れな新人たちによる幹事でしたが,先輩方による綿密なサポートのおかげで,
無事,楽しい新年会を執り行うことができました。
なんだか楽しい1年になりそうな気がします。

編集雑記をご覧くださっている皆様にとっても,楽しく,実りの多い1年となりますよう,
これからも力を尽くさせていただきます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(編集M)

「クリスマスケーキをみんなで食べる会」が今年も行われました。

あわただしい12月がやってまいりました。
街のイルミネーションがクリスマスを彩っています。
2013年,最後の編集雑記です。

もはや恒例となりました,カルチャー・プロの「クリスマスケーキをみんなで食べる会」が今年も行われました。写真で様子をご覧ください。


▲去年は1種類でしたが,今年はバリエーション豊富です。
モンブラン好き,チョコ好きにもうれしい内容です。


▲ホールケーキを切り分けていると…
どこからか,トナカイがやってきました。


▲切り分けたケーキに群がる人々。


▲全員はうつっていませんが,みんなで「いただきます!!」
今年もこのようにクリスマスをお祝いできるというのは,世の中が平和な証拠。
年末年始も無事に迎えられそうで,幸せだと感じます。

2013年も雑記をご覧くださり,ありがとうございました。
みなさま,よいお年を!! 来年の干支は午! わたしたちも走ります!


(編集K)

この秋,新入社員を迎えました。

大学の秋入学が盛んに議論されています。出会いの季節は,春から秋へ変わるのでしょうか。カルチャー・プロでは一足先に,この秋3名の新入社員を迎えました。そのうち2名が調布本社に,1名が関西支社に配属されました。新入社員研修を無事に終え,それぞれ一流教材編集者としての道を歩み始めています。

10月末には,調布本社にて新人歓迎昼食会が催されました。食事も落ち着いたころに,新人3名が自己紹介と抱負を発表,三者三様で個性の光る3人の決意が伝わってきます。そのあと,先輩から一言ということで,入社3年目のF君が新入社員を迎える言葉を述べてくれました。その場にいた全員が,彼の3年間の集大成を見たような気がした,そんな熱のこもった祝辞でした。3名の新人も,これからのカルチャー・プロ・ライフを想像して胸躍らせたことでしょう。

この雑記を読んでくださっている関係者の皆様方,カルチャー・プロは今後もご期待に添えるよう誠心誠意,業務に取り組んでまいります。新人3名ともどもよろしくお願い申し上げます。

(編集N)

FC東京の試合観戦をしました!

2013年の冬も駆け足で近づいています。

日を追うごとに朝晩は冷えていますが,弊社,カルチャー・プロが本社を置く調布市にある味の素スタジアム(通称:味スタ)では,今年もJリーグの終盤戦に向けてJ1(FC東京)もJ2(東京ヴェルディ)も連日ますます熱い戦いがくり広げられています。

弊社はFC東京の公式スポンサー…ではございませんが,調布市を盛り上げる一員として年間の法人チケット契約を結んでおり,週末にはサッカー好きの社員がワイワイと観戦に行っています。


▲スタンドからの景色。試合中に,調布飛行場から飛び立つ小型旅客機が
上昇して行く姿が見えることも多いです。
本日は,11月10日(日)に行われたJリーグ 第31節 FC東京 対 セレッソ大阪戦の観戦模様をご報告いたしましょう。

まずは,対戦相手のセレッソ大阪の情報と見どころから。
セレッソ大阪は,若手が強力な攻撃的なスタイルのチーム。日本代表に選出されているFW柿谷曜一朗選手やMF山口螢選手,MF扇原貴宏選手など,期待の若手メンバーが所属しています。FC東京としては,大人のサッカーで優勢を握り,パワー勝負は避けたいところ…。キックオフ前のFC東京サポーターの合唱からも,そんな強い願いが感じられました。


▲サポーターが集うゴール裏の様子。ホームゲームは特に
ユニフォームカラーでスタンドが染まります。
試合は,序盤からFC東京が積極的に攻めるかたちで進みます。何度かシュートを狙う場面を生み出すものの,フィニッシュまで至らず。反対にセレッソ大阪に攻められた混戦の中,前半31分にセレッソ大阪の南野拓実選手によって先制されます。
後半にはFC東京,長谷川アーリアジャスール選手の豪快なミドルシュートで同点に追いつき,歓喜!!
その後も何度もセレッソ大阪ゴールを攻めるというFC東京にとっていい流れになります。スタジアムのFC東京サポーターも,この流れに一喜一憂の大盛り上がり。  
  「うわーーーーー!」   
「オフサイドかーーーーーーーーー!」   
「えーっ ファールだよー!」などなど。。。
双方のチームに決定的な勝ち越し点が入らないまま,試合終了かと思われた終了間際……。
やはり”もっている”日本代表の柿谷選手,一瞬の隙を逃さずにGK権田修一選手との1対1を制し,結局そのままホイッスル。FC東京にとって苦い苦い敗戦となりました。


▲セレッソ大阪の柿谷選手による決勝ゴール直後の様子。
シュートを決めた喜びで,サポーターの方へ駆け出しています。
柿谷選手のゴールは味方ゴールキーパーからのキック1本という,まさに一瞬の出来事でした。勝負というのは分からないものです。。。
結果的に負けてしまいましたが,選手たちのとても集中力の高い接戦で本当に素晴らしい試合でした。観客にも選手たちからの気持ちが十分に届いた,そんな魅力的な時間だったと思います。
両チームともに上位争いへ加わろうとしていることもあり,当日は今シーズン最多の4万人を超えた来場者数だったとのこと。年の瀬に向けて今シーズンも残すところあとすこし,ますます見逃せません! FC東京の躍進に期待します!

以上,調布,味の素スタジアムからお伝えしました。

(編集K)

日本編集制作協会の創立30周年記念式典が開かれました。

10月23日(水),アルカディア市ヶ谷 私学会館にて,日本編集制作協会(AJEC)の創立30周年記念式典が開かれました。
第一部が嵐山光三郎先生の講演,第二部が創立30周年記念謝恩パーティーという構成。日頃の感謝の意を込めて50名以上の招待客も迎え,総勢150名を優に越え,盛況のうちに会が催されました。

嵐山先生は90分の長きに渡り,生々しい裏話や苦言,諧謔を交えながら,本作りや編集者に対する熱い思いを精力的に語ってくださいました。思わず,心の中で突っ込みたくなるような話題もありましたが,読むなと言われても読みたくなるのが本の魅力だという話は,自分の読書体験の原点を思い出させてくれるものでした。本来は,勉強だって人間の知りたいという欲求から生まれてきたはず。
「勉強するなと言われても勉強したくなる教材」そんな教材を作ってみたいものです。

続く,創立30周年記念謝恩パーティー。初対面の人でも編集者どうしということもあり,乾杯の音頭もそこそこに,あっという間に話の輪ができ,熱気にあふれたものとなりました。パーティーの中で,恒例の日本編集制作大賞も発表。当社は惜しくも選に漏れましたが,受賞作品を手に取り,見入っていた社員たちの真剣な後姿に彼らの意気込みを感じました。


▲第二部 謝恩パーティーにて。
会場が熱気に包まれている様子が伝わります。 最後は,記念式典実行委員長である当社代表の須藤による挨拶。30年の月日を振り返り感慨と感謝の言葉を述べるとともに,今回の式典を支えてきた理事や実行委員の方々を壇上に招き上げ,盛大な一本締めで華やかな記念の日の舞台の幕を閉じました。


▲AJEC理事の皆様と記念式典実行委員の方々と共に。
これまでの感謝と,今後の業界の発展をつよく祈願する弊社代表の須藤。
ご出席くださった皆様,誠にありがとうございました。

(編集S)

デジタル教材について

こんにちは。夏が終わり,朝晩は肌寒いくらいになりましたね。
今回はデジタル教材について少し触れたいと思います。

最近では,複数の教科書会社が手を組み,デジタル教科書の共通プラットフォームを開発するなど,教育・教材のデジタル化の勢いが加速していて,この雑記を読んでくださっている皆様も気になっていらっしゃるのではないでしょうか。

弊社でもこれまでのデジタル教材制作の経験を活かし,オリジナルのタブレット型端末対応教材の開発を進めてきましたが,この9月に教材ソフト「新・算数基礎がため」を無事に完成させることができました。これは,算数の基礎力の定着を目的としたドリル教材です。タブレットでの利用に特化し,インターフェース,デザイン,問題の中身にこだわった,なかなか自慢の商品になっております。

1つでも多くの学校で,1人でも多くの子供に,デジタル教材を使った教育の機会を提供していきたいと思います。言葉だけではうまく説明できませんので,機会がありましたら皆様にもぜひ実物をご覧いただきたいです。

あれ,編集雑記ではなく商品PRになってしまいました・・・。 
これからも開発に力を注ぎたいと思います!

営業I

「第1回プロダクションEXPO」に出展いたしました。

東京ビックサイトで7月3~6日の4間にわたり「東京国際ブックフェア」が開催されました。
弊社は昨年とは異なり,今年より開催されました「第1回プロダクションEXPO」に出展いたしました。
本EXPOは,「東京国際ブックフェア」から編集プロダクション部門が独立したもので,編集・Web・アプリ・映像など様々なジャンルの編集プロダクションが集まっての開催となりました。


▲オープニングセレモニーの様子
秋篠宮殿下,妃殿下もいらっしゃり,大々的に行われました。


▲弊社代表須藤もテープカットに参列しました!左側から2番目におります。


▲弊社ブースの様子はこんな感じです。
今年は教科ごとに「クイズ&なぞなぞ」を作成し,印刷したカードを配布いたしました。


▲出来本やデジタル教材をたくさん展示させていただきました。
教材の特徴,担当者の名前,制作時の苦労話や勉強になったことなどを紹介いたしました。

お忙しい中,弊社ブースにお越し頂いたみなさま,どうもありがとうございました! 今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!

NEW EDUCATION EXPO 2013に関西支社も出展しました。

先日当欄で触れましたNEW EDUCATION EXPO 2013が,6月21日~22日に大阪の天満橋でも開催され,当社も東京に続き出展しました。
初日の午前中は台風の影響もあり,来場者はまばらでしたが2日間の合計では昨年以上の来場者数となりました。

特に22日は天気も良く,大盛況の一日となりました。午前には大阪教育大学付属池田小学校の公開授業が実施され,多くの先生や教育関係者の方々が来場されました。その公開授業で当社が扱っているデジタル教材『スクールプレゼンターEX』が使われていたということで,公開授業後には多くの方に当社ブースに立ち寄っていただきました。あまりにも多かったので,一人一人に丁寧な説明ができなかったのが心残りです・・・。
ちなみに,この様子を見ていた他のスタッフは「オヤジ狩りに遭っているようだった」と言っていました。

今回,あらためて自社製品の良さを感じることができました。それと同時に,様々なご指摘やご質問に的確に対応するためには,まだまだ勉強が足りないなと実感しました。このような機会をもっと増やして,PRしていきたいと思います。

(編集 K)

NEW EDUCATION EXPO 2013 に出展企業として参加しました。

東京の有明で6月6日,7日,8日の3日間にわたり開催されたNEW EDUCATION EXPO 2013 に出展企業として参加しました。

貴重なセミナーが数多く開催されていたなか弊社ブースにお越し頂いたみなさま,どうもありがとうございました!

NEW EDUCATION EXPOは今回で18回目の開催となる,日本最大級の教育関係者向けセミナー&展示会です。40以上にもおよぶ教育に関するセミナーが行われ,セミナー以外にも,最新のICT機器を揃えた未来型教室「フューチャークラスルーム」や「デジタル教科書」の体験コーナーなど,とても充実した内容となっていました。

今年は3日間で5700名(前年比約125%!!)もの方が来場され,会場は「未来の教育」に対する熱い想いに満ちあふれていました。

筑波大学付属小学校の先生と生徒による公開授業では,生徒さんたちがみな活き活きと授業に取り組んでいて,とても刺激を受けました。私が小学生のときは,授業中にあんなに発言してなかったな・・・

また,今年は例年以上に「タブレット」への注目度が高かったなと感じました。「タブレット」とつくセミナーは軒並み満員御礼。 弊社で現在開発中のタブレット対応の小学校算数教材のデモも,おかげさまで大変良い評価をいただきました。開発ももうすぐ終盤,がんばります!