日中は汗ばむような陽気が続き,いつのまにか夏の気配を感じる季節になりましたね。
5月19日~21日,社員旅行でベトナムのハノイへ行ってまいりました。
今回はその模様をお伝えします。
初日は全員でハノイの市内観光。ハノイの暑さに驚きながらも,元気に観光を楽しみました。
夜はベトナム料理のレストランで食事会が開催されました。
△ホーチミン廟では,衛兵の交代式を見ることができました。
△一柱寺にお参り。子宝に恵まれるそうです。1本の柱の上に仏堂がのっています。
△旧市街を散策。いつもよりカジュアルなN部長がステキです。
△バイクや車が多く,道を渡るのも一苦労でした。N編集長によると,うまく道を渡るコツは,立ち止まらずゆっくり渡ることだそうです。
△社長主催の食事会のレストラン。おしゃれな雰囲気で料理もおいしく,うれしくなってしまいます。
△ハノイビールで乾杯。果物を丸ごと絞ってくれるフレッシュジュースもおいしいです。たくさん注文したので,お店の果物が全部なくなってしまうほどでした。
2日目,3日目は自由行動。
世界遺産のハロン湾へのツアーに参加したり,市場へ出かけたり,それぞれベトナムを満喫しました。水上人形劇,ナイトマーケット,おいしいお酒と食事,マッサージなど,夜までやりたいことが尽きません。
飛行機の時間ぎりぎりまで,楽しい時間を過ごしました。
△船に乗ってハロン湾クルーズへ出発!
△天気にも恵まれ,すばらしい景色を見ることができました。
△船の中では,海鮮ランチをいただきました。
△鍾乳洞もありました。
△ハノイの町の電線にびっくり。
△バスから見た風景。果物を売っている人がたくさんいました。地元の人が使っている傘を購入できなかったことが心残りです。
ベトナムの自然,文化,食べ物を楽しみながら社員同士の交流も深まった3日間でした。
より団結したカルチャー・プロは,今後も皆さまのご期待に沿えるよう努めてまいります。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
(編集Y.Y)
カルチャー・プロのイベントや取り組みなどを報告していきます。
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支社長,副支社長に就任歓迎会が行われました
春の陽気が近づいてきたかと思えば,通り過ぎてしまったような蒸し暑い4月のある日,支社では,今期より新しくそれぞれ支社長,副支社長に就任されたSさんとNさんの歓迎会が行われました。
場所は近くの個室居酒屋。決して広くはありませんが,その分,互いの距離を詰めやすいんですよねぇ。居酒屋のチョイスをした自分,good job!!
歓迎会では,くだらない話もありましたが,取引先である版元様とのつながりや,今後の当社についてなど仕事の話になると,皆さん一様に語り口が真剣に!やはり皆さん熱い思いを持って仕事をしています。
「自分はこんな立派な編集マンになれるのだろうか。」と若干不安になりましたが,そんな空気を察したのか,Sさん,Nさん,そして,この度課長に昇進したKさんが昔の失敗談を話してくれました。
まだまだ未熟な我々若手社員は,「あぁ,こんな立派な方たちにもそんなことがあったんだ。」とちょっぴり勇気をもらい,S支社長やN副支社長,K課長に負けないような立派な編集マンになろうと改めて誓ったのでした。
(支社・編集M)
印刷工場見学に参加いたしました。
遅ればせながら,2月25日に行われた「印刷工場見学(主催:AJEC)」の様子をご紹介したいと思います。
今回は,本社のS編集部長とともに,関西支社の若手社員4名が参加いたしました。
支社の4名は,京都から出発。
新幹線と電車を乗り継ぎ,さらにバスに揺られること約1時間…
ようやく大日本印刷株式会社様の久喜工場に到着です!
東京ドーム2つ分もある広大な敷地の中に,いくつもの建物と紙,紙,紙…
ここからたくさんの本が生み出されていると思うとわくわくします。
工場のスタッフさんから工場概要の説明をしてもらった後,いざ工場見学へ。
まず驚いたのは,作業員さんたちのはきはきとした挨拶。
私たち見学者にも,「こんにちは!」と声をかけてくださいました。
紙を裁断する巨大カッターや1つ数トンもあるロール紙など,危険と隣り合わせの職場だからこそ,
「声かけ」を大切にされているそうです。
また,機械化が進んでいることにも驚きました。
刷った紙を1冊の本にする「製本」の現場には,カメラで撮った画像を解析するモニターがあり,印刷の向きが逆になっていないかを24時間チェック。
紙を運んだり,完成した本を積んだり…無人のロボットたちが黙々と働く中で,唯一,人にしかできないのは「色の確認」なんだそうです。
インクは,湿度によって微妙に色の出方が変わるので,誌面の色が綺麗に出ているかどうか,熟練の作業員さんたちが,虫眼鏡を使って念入りにチェックされていました。
人も機械も,ミスのないように細心の注意を払って,1冊の本が完成していくのですね。
私たちも,気を引き締めて日々の仕事にあたらなければなりません。
余談ですが,当日はちょうど「エビスの日」。(ビールが半額でした!)
美味しいビールで乾杯し,「これからの印刷技術」「これからの本づくり」について語り合い,大満足で帰路につきました。
ときどきこの工場のインクの匂いを思い出しながら,日々の作業に励んでいきたいと思います。
(支社・編集T)
今期の決起会を兼ねた食事会が,本社・支社で行われました!
桜の花も盛りを迎えるころ,中学改訂を無事に終えた慰労会と,
今期のよりよいスタートダッシュを切るための決起会を兼ねた食事会が,
本社・支社で行われました!
今回は,その本社での模様をお伝えしたいと思います。
調布の某フレンチレストランに,目を輝かせて続々と集まる
カルチャー・プロの社員たち……。
子育て中の女性社員も全員が参加できるようにと,
お昼にディナーコースを手配してもらいました。
まずは社長から,改訂期のねぎらいの言葉と,
カルチャー・プロの今後についての話がありました。
おかげさまで,41年目を迎えた当社ですが,
今後も50年,100年と続けていくことができるようにと,
今後の発展を祈って乾杯!
いよいよ,食事会のスタートです。
▼美味しいものが次々と目の前に……!
エスカルゴのたれはパンにつけて食べました。
▼サーモンといくらとフルーツキャビアです。
ペロリと食べてしまいます……!
▼お魚も美味。
お昼からこんなに贅沢をしてよいのでしょうか……!
最後は,恒例の一本締めで,会は和やかに終了しました。
美味しい食事,楽しい会話ですっかり身も心も満たされ,
新しい期でもまた頑張っていこうと,
社員一同,決意を新たにしたのでした。
今期も改めまして,よろしくお願いいたします!
(編集Y.K)
創業40周年を迎えました。
街道のこぶしが桜より一足早く春を感じさせてくれる春寒の頃,いかがお過ごしでしょうか。
本日3月16日は当社の創業記念日です。
40周年のお祝いにたいへん豪華な胡蝶蘭をお得意様からいただきました。
あまりの美しさにどよめきが起こったほど。
国語社会チームのY田くんが,一枚の花びらも落とさないよう慎重に社長室に飾りました。
みごとな胡蝶蘭を囲んで本社スタッフが集まり,
社長より無事に40周年を迎えられたことに感謝する旨のお話がありました。
息をつく暇もなく過ぎ去った中学改訂。
3月で期末を迎えますが,来期もどうぞよろしくお願いいたします。
「第3回プロダクションEXPO」に出展いたしました。
東京ビックサイトで7月1~3日の3日間にわたり「東京国際ブックフェア」が開催され,弊社は「第3回プロダクションEXPO」に出展いたしました。
本EXPOは,「東京国際ブックフェア」から編集・Web・アプリ・映像など様々なジャンルの編集プロダクション部門が独立したもので,弊社も第1回から出展しております。
▲オープニングセレモニーの様子
秋篠宮殿下,妃殿下も毎年参加されており,今年も大々的に行われました。
▲弊社代表須藤もテープカットに参列しました! 2列目の真ん中におります。
弊社のブースでは,制作に携わらせていただいたテストや学習参考書の出来本はもちろん,2014年日本編集制作大賞特別賞を受賞した『新・算数基礎がため』をはじめとするデジタル教材も展示いたしました。
今年は新人を含む若手社員とベテラン社員がブースでご対応させていただき,教材の特徴,担当者の名前,制作時の苦労話や勉強になったことなどを紹介いたしました。
若手社員は自社のPRやお客様対応について,大変勉強させていただきました。
また新たなお仕事のご相談や日頃お世話になっている方々へのご挨拶もさせていただき,双方の今後につながる場としても,良い機会になったのではないでしょうか。
お忙しい中,弊社ブースにお越し頂いたみなさま,どうもありがとうございました! 今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!
(編集Y)
創業40周年記念の食事会を開催いたしました。
6月18日,カルチャー・プロでは新入社員3人の歓迎会と,創業40周年記念の食事会を開催いたしました。
2つのイベントが同日に開かれるという,当社にとって特別な1日となりましたので,今回はその日の模様をお伝えしたいと思います。
まずはお昼の歓迎会の様子から。
当社では新入社員を迎えるにあたって,お昼の「歓迎お寿司」が恒例となっています。この日も本社の3階会議室に社員・パートタイマーのスタッフ一同が集まり,にぎやかに和やかにお寿司をいただきました。
実は皆,朝からお寿司を楽しみにしていたり・・・。
何から食べるか迷っちゃいますね。
楽しくお寿司をいただきお腹が満たされたところで,新入社員の自己紹介です。
(写真はTさんとKさんの2人分ですが,もう1人頼もしいMさんも場を和ませてくれましたよ。)
フレッシュでユニークな新入社員を迎え,社内は一気に新鮮な空気に包まれました。
3人とも関西支社への配属ですが,会社全体で連携を取りながら,いち早く仕事に慣れてもらいたいですね!
そして創業40周年にあたり,会社設立からの歴史を社長よりお話しいただきました。
今の会社の姿からは想像できないような裏話の数々につい聞き入ってしまいます。
記念の紅白饅頭をいただき,昼の部がお開きとなりました。
午後しばし仕事に集中したところで場所を移動し,夕方からは創業40周年記念の食事会です。
会場は聖蹟桜ヶ丘にある三笠会館「聖せき亭」。
贅沢な鉄板焼きのお店を,これまた贅沢に貸切りとさせていただきました。
開会にあたり社長より,今度はこの先10年に向けてのメッセージです。
この後はお待ちかねの鉄板焼きコース。
目の前で豪快に焼いていただいたお肉は絶品で・・・,ひとたび口に入れるだけで日頃の疲れも吹き飛んでしまいます。
カルチャーのマドンナたちもこの笑顔。
そして幹事からのサプライズ企画として,カルチャー・プロの歴史を振り返るアルバムのスライドショー。
こちらは貴重な,社長のバンドマン姿です!
90年代,80年代と時代を遡ってたくさんの写真が紹介されました。社員のポーズがそれぞれの時代を象徴していて大変興味深かったとともに,カルチャー・プロの歴史の長さを実感いたしました。
(この雑記の写真も何年か後に振り返って懐かしく思う日がくるのでしょうか・・・)
そして社長と監査役に,社員より感謝の気持ちを込めて花束とペアカップの贈呈です。
最後は関西支社長の閉会挨拶とともに,カルチャー・プロのイベントデーが閉幕となりました。
40周年を迎えた今年はちょうど中学教材の改訂期,つまり当社にとっての繁忙期にあたります。こうして多くの仕事をいただけるのも,これまで社長をはじめ,先輩社員が長年築き上げてきたお客様との信頼関係があってこそ。
今後も時代の流れを味方につけて,お客様の役に立ち社会に貢献できるよう,新入社員もベテラン社員も一丸となって,より一層精進してまいります。
今後とも,どうぞよろしくお願いいたします。
(編集N)
電話で学習の問い合わせに応える業務を開始しました。
当社では2014年4月1日から,主に電話で学習の問い合わせに応える業務を開始しました。
この業務は,社として初の試みで,準備する我々社員も手探りでしたが,このために採用した専任の学生スタッフとともに試行錯誤をしながら運営をしてきました。
サービスイン当日,最初の電話がかかってきたとき,彼らは管理者である社員の私たちがはらはらしているのをよそに,すばらしい対応をしてくれました。
初日の件数は7件。ほぼひっきりなしに業務に時間を取られていたように思います。
しかし,皆で初日を乗り越えたことで,少なくとも我々社員の間には安心感が生まれました。
その後も,学生スタッフがそれぞれの個性を発揮しながら,日々業務に励んでいます。
写真は最初の筋道を我々と一緒に作ってくれた頼もしい第1期スタッフ。
この先どんな後輩がやってくるかわかりませんが,必ずや彼らの残した経験は財産となるでしょう。
今日から2年目がスタートします。
2014年の日本編集制作大賞にて当社から出品した2作品が,それぞれ受賞しました。
編集プロダクション60数社が加入している一般社団法人日本編集制作協会では,毎年加入社が制作した作品の中から部門別に優秀作品を選出して,日本編集制作大賞を授与しています。この度,2014年の日本編集制作大賞が発表され,当社から出品した2作品が,「教材部門賞」と「特別賞」をそれぞれ受賞しました。ダブル受賞の快挙です!
☆教材部門賞 『New Angle』(教育開発出版様)
☆特別賞 『新・算数基礎がため』(自社開発商品)
『New Angle』は高校英語の文法書で,緻密で高い編集力を評価していただきました。 『新・算数基礎がため』は小学1~6年のタブレット端末用の算数ドリルで,算数嫌いの子が多い中,楽しく取り組めそうとの評価をいただきました。
平成26年12月11日には都内某所にて,授賞式が行われました。写真はそのときの模様です。
翌12月12日には会社の忘年会も開催され,受賞の喜びをスタッフ全員で分かち合いました。ご協力くださった皆様,ありがとうございました。これからも,より良い教材づくりを続けていきたいと思います。
新入社員の2人にインタビューしました。
新年度が始まって早1か月がたちました。カルチャー・プロでは,この春,2人の新入社員を迎えました。4月24日には,調布本社にて新入社員歓迎の昼食会が行われ,2人の今後の活躍と会社の発展を祈念しました。
本日は,新入社員の2人にインタビューしてきましたので,その模様をお届けしたいと思います。
1人目は,調布本社のNさんです。
―Nさん,こんにちは。まずは,カルチャー・プロを選んだ決め手を教えてください。
★あたたかい雰囲気が決め手になりました。私は入社前まで学生寮に住んでおり,卒業後に新しい部屋を探さなければなりませんでした。面接の際に,社員の方が引っ越し先の物件探しまで手伝ってくださり,会社や社員の方のあたたかさを感じました。
―確かに世話好きな人が多い気がしますね。仕事でも先輩をうまく使うといいですよ。Nさんは,大学院を卒業されたとのことですが,どんなことを研究していたんですか。
★大学,大学院ともに小中学生対象に「ドラマ活動を用いた第二言語習得」を研究していました。
―英語劇ですか。Nさんは英語課に配属されたので,経験が生きるといいですね。では,3つ目の質問です。カルチャー・プロのここが好き!を教えてください。
★幅広い教材の編集を手掛けているところ,会社の近所においしい飲食店がたくさんあるところが好きです。
―最近は,紙の教材だけでなくデジタル教材も手掛けています。また,音楽などの実技教科にも力を入れていますよ。おいしい店に関しては,調布は和洋中そろっているので,全店制覇目指して頑張ってください。おいしい話はひとまず置いて,編集という仕事について何か感じていることがあればお願いします。
★1つの教材でも,原稿から少しずつ完成に近づいていく(近づけていく)過程が見られるところが面白いと思っています。
―そうですね。教材制作の過程を肌で感じることができると思います。印刷工場を見学する機会もあるので,是非参加してみてください。では最後に,現在の目標や夢を教えてください。
★まずは幅広い教材編集を経験して,編集の基本を身につけたいです。その上で,小学校英語の教材づくりにたずさわりたいと考えています。
Nさん,ありがとうございました。夢は叶いますよ。続いて,関西支社のNさんです。あ,またNさんですね。ちなみに,聞き手もNだったりします。
―Nさん,お待たせしました。早速,最初の質問です。カルチャー・プロを選んだ決め手は何でしたか。
☆面接の時に言われた一言です。「社会人の一番の仕事は『自分の仕事しやすい環境を作ること』」 この一言で,この会社に入ろうと決めました。
―すばらしい! わかるような気がします。最初に聞けたのは実にラッキーですね。そういえば,Nさんも大学院を出られたそうですね。
☆大学では運動行動制御学,大学院では生物の形態を研究していました。
―トカゲの研究をされていたとか。今度詳しく聞かせてください。では,3つ目の質問。カルチャー・プロの好きなところを教えてください。
☆アットホームなところが好きです。
―関西支社はとくに家族という感じがします。Nさんは最初からアルバイトの指導などを任されているそうですね。関西からカルチャー・プロを盛り立てていってください。入社して1か月,実際経験してみて編集という仕事をどう思いますか。
☆奥が深く,やっていてとても楽しいです。入る前に思っていたよりも人と関わることの多い仕事だと感じています。
―編集者というと赤ペンを持ってゲラとにらめっこしていると思われるかもしれません。実際そういう孤独なシーンも見られますが,書籍の制作は,企画,原稿,組版,イラストなどの分業で成り立っています。編集者は,全体をコントロールするコーディネーターと言えますね。それでは,最後の質問です。現在の目標(夢)を教えてください。
☆この1年の目標は編集業務を一通りできるようになることです。「習うより慣れろ」で色々なことに挑戦していこうと思います。
インタビューは以上です。お2人ともありがとうございました。今後の活躍に期待しています。
ビジネス研修を受講しました。
3月に入ってからも,何度か雪が降ったりと今年の冬は長かったですね。個人的には鍋がおいしい日が続き,若干酒量が増えてしまいました。嬉しい悲鳴とはこういうことでしょうか。
また,今年は春分の日を目前にして春一番が吹きましたね。長かった冬が終わりを告げ,急に春が近づいてきたように感じます。
さて今回の編集雑記のテーマは,「ビジネス研修」です。
実は,会社で昨年4月からの1年間,外部主催のビジネス研修コースに申し込みをして頂いたので,なんと全社員が1年間研修を受講し放題ということになりました! 社会人としてのスキルを磨きつつ,異業種の方々と交流もできるすばらしい研修内容でした。
研修の種類も豊富で,「経営関連」「マネジメント関連」「業績向上関連」「管理業務関連」「ビジネススキル関連」「心身のケア関連」「キャリア関連」などがあり,研修対象者も「経営幹部」「管理職」「中堅社員」「若手社員」「専門」などに分かれていて,内容が充実していました。加えて,受講したいと思っていた研修が仕事との兼ね合いで受講できなくても,講座内容は何か月かごとにサイクルしていたので,行きたい講座に行くことができました。
私もせっかくの機会ですので,基本的な内容の講座をいくつか受講させて頂きました。
「ビジネスEメールの基本」では,仕事の中で迷っていたことを一度しっかりと学びたいと思い受講しました。丸付き数字などの機種依存文字を使用しないこと,料金に関わる添付書類はPDFに変換してから送る。など,普段何気なくおこなっていましたが,講師の説明を聞くと良く理解でき,より注意して行う必要があると実感しました。
「仕事の段取り・組み立て方」では,仕事の目的・優先順位をお客様との間で確認し,必要事項の洗い出しをすることが大切だと学びました。こちらも,普段から行わないといけないことでしたが,忙しいときなどはあまり意識できていませんでした。ミスなく仕事を終えるために,忙しいときこそしっかり行い,仕事をスムーズに進めていきたいと思いました。
これらの研修内容はごく一部ですが,この機会に受講した講義内容を自分の中でしっかりと吸収し,少しでも成長して,お客様のご期待に応えられるよう,日々精進したいと思います。
(編集F)
編集講座『印刷の知識~工場見学』に参加いたしました。
本日は2月13日(木)に開講された編集講座『印刷の知識~工場見学』(主催:日本編集制作協会)についてご報告させていただきます。弊社からは今回,若手社員を中心に6名が参加いたしました。
会場は板橋区にある凸版印刷板橋工場。都営三田線志村坂上駅から歩いてすぐのところにあります。守衛さんにご丁寧に説明していただいたにも関わらず,目的地にたどり着けず迷ってしまうくらい広い敷地の工場。ここから,日々多くの印刷物が生み出されています。
さて,いざ工場見学…の前に,30分程度の座学。「印刷」といっても,方法は様々。予算はもちろん,部数やサイズ,仕上がり,色の表現など多くの要素から,印刷方法・印刷機・製本方法が選ばれます。
印刷についての基礎知識が身についたところで,いよいよ工場見学です。
まずは印刷の様子から。今回見せていただいたのはオフセット印刷の枚葉機(片面印刷)と輪転機(両面印刷)の2種類。オフセット印刷とは,一度つけたインキをブランケットと呼ばれるゴムに転写(オフ)してから印刷する方法です。枚葉機はその名の通り,すでに断裁された紙に1枚ずつ印刷していくための機械です。紙と紙の間に非常に細かい粉が撒かれるため,印刷後の紙がくっつく心配はありません。一方,輪転機は,ご案内くださった方の言葉をお借りすると”トイレットペーパーのおばけ”とも呼ぶべき巨大なロール紙へ印刷する機械です。ワイドショーで見かける,新聞がめくるめくほどに印刷されていく様子を思い浮かべてください。いずれの機械においても,依頼された仕上がりと同様に印刷されているかどうかの細かな確認,そして微調整がなされています。
印刷の次は製版の現場へ。印刷現場と異なり巨大な機械はありませんが,そこにはたくさんのデスクとディスプレイ,そして紙を片手に打合せや校正をする方々の姿が。校正はめくり校正(紙をペラペラめくって違いを見つける方法)や交差法(右目で左を,左目で右を見て違いを見つける方法。立体視)などが行われていました。また,画像の修正・加工処理などもこちらでされているとのこと。匠の技術に思わず唸る一同。
最後に製本の現場を見せていただくため,広い敷地を抜け出し別の工場へ。製本方法には上製本と並製本,さらに並製本には無線綴や中綴などがありますが,今回は無線綴製本の様子を見学しました。すべてのページが製本されているかどうか,ページごとのモニターや計量によってくまなく確認されます。丁合が終わると,糊付け,裁断…ついに本の完成です!
私たちが見学したのはほんの一部ですが,印刷工場の中だけでも数多くの工程があります。さらに印刷工場に入る前,印刷工場を出た後を含めると,本作りには無数の工程があることがわかります。多くの工程があるからこそ,本作りのキックオフから関わることもある私たちの業務の責任を強く感じました。最高の状態で次の工程に進められるよう,より一層業務に励みたいと思います。
(編集K)